新栄と高岳駅すぐの東桜デンタルクリニックです。人生100年時代といわれる中、健康寿命をのばすためにも虫歯や歯周病にならないように未然に防ぎたいと考えております。今回は矯正治療と年齢の関わりについて問い合わせについてお答えしたいと思います。
<人生の後半でも歯並びを整えた方が心身ともに健康になれる>
80才になっても自分の歯を20本以上保つことを目指す「8020(はちまるにいまる)運動」はいまや健康長寿に必須となっております。ただ20本あればいいわけではありません。2005年に発表された80才以上を対象に噛み合わせや歯並びと歯の本数を調査した「8020達成者のかみあわせ状態」の結果によれば、その8割が整った歯並びでした。
歯並びがきれいな人の方が、汚れがつきづらく磨き残しが少ないうえ、食べ物を噛むときに全体の歯にバランスよく負荷がかかるために歯のすり減りが均等で、虫歯や歯周病になりにくい。整った歯並びは“100年食べられる歯”を作るうえで重要となります。そのため、歯列矯正治療で歯並びを整えておくことは、歯を長持ちさせる1つの方法となりえます。
人生の後半で理想の歯並びを手に入れることは、心身ともに健康な状態を導く一助になり得ます。ただし、年を重ねてから歯列矯正をする場合は、大切な歯に必要以上に負担をかけないために気をつけるように虫歯や歯周病の治療をしっかり検査しておく必要が重要となります。